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小学校の選び方~私立小学校と公立小学校のメリット・デメリット

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小さい子供は環境の影響を受けやすいですよね。

幼稚園に入園し、「さて今後どんな環境に我が子を用意してあげようか」と考えた時に気になるのは、習い事と並んで小学校のことではないでしょうか?

ひと昔前と比べて、少子化の流れとともに私立小学校に通うことが、一部の富裕層のみの選択ではなくなってきています。
公立小学校に通わせるか、私立小学校に通わせるかということに迷う方もいると思います。

そこで、ここでは公立小学校と私立小学校の違いやメリット・デメリットなどを紹介します。

私立小学校 公立小学校 違い

公立小学校と私立小学校は何が違うのか?

子どもを通わせるにあたって、公立小学校と私立小学校を比較していきます。

  • 多様性の公立小学校
  • 愛着の私立小学校
  • 公立小学校の親と私立小学校の親

多様性の公立小学校

公立小学校は、就学年齢(6歳)に達した子どもが同じ地域に住む子どもたちと一緒に学んでいくところです。
必然的に、親の年収も職業も価値観もバラバラになります。
学区によって大きく雰囲気も変わってきます。

さらに、先生は異動します。
卒業して10年後に訪れた学校に、知っている先生がまったくいないということが起こります。

愛着の私立小学校

では、私立小学校はどうでしょうか?

私立小学校は居住地域に関係なく、お金や通学時間がかかってもこの学校で学ばせたいという強い希望を持った家庭の子どもたちが集まる場所です。
公立小学校とは、この根本的な立ち位置が異なるところが、大きなポイントとなってきます。

そして基本的に先生の異動はなく、長いと先生は40年前後、同じ学校にいます。
卒業してからしばらくしても、訪問すれば恩師と会える確率が高いのが私立小学校です。
こういったことによって、自分の友人や学校に対して濃い仲間意識や愛着が湧きやすいようです。

公立小学校の親と私立小学校の親

公立小学校と私立小学校で、最も異なってくるのが親の価値観といえます。

私立小学校に集まる子どもたちの家庭は、やはり教育熱心であることが多いですね。
校風を把握した上で選択して入学しているので、子どもたちに求める姿も大きく異なることはなく、同じような目的意識を持って小学校生活を送っていくということが挙げられます。

私立小学校 公立小学校 親

対して公立小学校の場合は、家庭の価値観も教育方針も大きく異なってきます。

私立の幼稚園から地元の公立小学校に通わせて特に痛感するのは「親の価値観の多様さ」でしょう。
親が多様なので子供も多様です。
「それがいい」と感じる方もいれば「家庭環境が大きく異なるこどもとは付き合ってほしくない」と感じる方もいるでしょう。

公立小学校と私立小学校のメリット・デメリット

公立小学校と私立小学校には、それぞれメリットとデメリットがあります。
順番に見ていきましょう。

公立小学校のメリット

公立小学校のメリットは、時間とお金です。

通学時間

学区で区切られる為、通学時間が短くて済むことが挙げられます。
子どもにとって負担が少なく、地域と密着しているので、子供は放課後遊ぶ友達には困りません。
また、地域のお祭りに友達と参加できるなど、私立小学校とは異なった学校生活を送っていくことができるでしょう。
習い事や塾通いなども時間的に組み込みやすいです。

公立小学校 メリット 通学時間

学費

公立小学校の最大のメリットは、やはり授業料や教科書代が掛からなく、家計への負担が少ないところです。

教育委員会の存在

公立学校にとって、教育委員会は上司のような立場になります。
学校の対応に不満がある場合、教育委員会に相談することができます。

公立小学校のデメリット

基本以上のものは望めない授業

英語など何かに特化した授業は受けられず、国の定めた基本的な教育のみを受けることになります。
先生は公務員で大きな失敗や誤りをしない限りは定年まで安定して働けますので、積極的に工夫した授業を行う先生が多くないのも事実です。

価値観の違いからトラブルが起こりやすい

公立小学校にはその地域に住む子どもたちが集まるため、教育方針も異なれば、子どもに求めることも異なる家庭が一緒に生活するということになります。
そこで考え方の違いからトラブルが生じる可能性も挙げられます。

価値観の違いからPTAの活動に支障が出ることも少なくありません。

私立小学校のメリット

一貫性のある教育方針

私立小学校は、校風や教育方針を学校説明会などで事前に納得した家庭の子どもを入学させるので、方向性にズレが生じにくくなります。
また、倍率の高い私立小学校になると、必然的に「丁寧に育てられている子」「魅力のある子」を集めることができるため、そういった環境に入れてあげることが可能です。

教育内容や授業の質

また、求めている水準や教育内容のレベルも高く一般的には公立より授業の進み方は早く、授業も工夫を凝らしたものが多いです。
2020年に小学校3年生からの英語が教科化されますが、私立では小学校1年から英語を取り入れているところも多いですし、海外の学校の子たちと交流をするような学校もあります。

著名人が来て講演をしてくれたり特別授業をしてくれたりといった、公立小学校では味わえないいろいろな体験ができることも私立小学校のメリットです。

私立小学校 メリット 授業

対応の速さ

私立小学校では、子ども同士のトラブルやいじめなどへの対処が早いと言われます。
私立の学校にとっては、何か大きな問題が起こることや良くない噂がたつことによって志望者が減ることは死活問題です。

受験

私立小学校は大学附属であることも多く、一度入ってしまえば熾烈な受験競争に時間を費やすことなく、16年もの間落ち着いて学校生活を送ることができます。

受験をしないことで生まれる時間を使って部活動や生徒会活動に集中したり、短期留学してグローバルな感覚を養うなど豊かな学校生活を送れる可能性が高まります。

逆に、附属の中学校がない私立小学校では基本的に全員中学校受験をする態勢となり、その波に乗っていけますし、小学校側も中学校受験を全面的にサポートしてくれるというメリットがあります。

私立小学校のデメリット

授業料等がかかる

文部科学省の調査によると、私立小学校にかかる授業料等の年間平均は約150万円です。6年間で約900万円になります。
これに習い事や塾費用が上乗せされますので1000万円は軽く超えてくることになります。

そして私立小学校から地元の公立中学校に通う例は少ないことから、中学校・高校・大学すべてが私学になる可能性も高くなってきます。

通学時間

通学にバスや電車を使用しなければならないことが多く、子どもに負担がかかります。
友達が遠方のため放課後遊べる機会が持てなかったり、地域のイベントには友達がおらず出にくいといったこともあります。

退学の可能性

公立小学校は義務であり、退学させられることはありません。
しかし私立小学校は学校の方針に合わない子どもを退学させることができます。

そして保護者が学校に対して公立小学校より強く意見を言えない雰囲気もありますし、通ってみて「合わない」と思ったときには退学という道になってしまうこともあります。

まとめ

私立小学校 公立小学校 選び方

公立小学校と私立小学校の違いや、メリット・デメリットについてまとめてきました。
異なる特色を踏まえた上で家庭の方針に合った学校を選択していく必要があります。

また、仮に魅力的な私立小学校が近所にあったとしても、小学校受験自体が子どものストレスになってしまっては本末転倒です。
子どもの適性や性格を尊重しながら、学校選びをしていきましょう。

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