勉強・教育

日本でモンテッソーリ教育を受けるには? 幼稚園選びのポイント

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子供の自主性を尊重しながら、その子供の特性を生かし、良さを伸ばしていく教育として知られるモンテッソーリ教育が注目を浴びています。
将棋界で快進撃を続ける藤井聡太六段がモンテッソーリ教育を幼稚園で受けたことが、注目を集めるきっかけの一つにもなりました。

モンテッソーリ教育はどこで受けられる?

モンテッソーリ教育を受けたのはどんな人たち?

モンテッソーリ教育を受けた世界の著名人は、たくさんいます。たとえば・・・

Facebook、Google、Wikipediaの創始者はモンテッソーリ教育を受けていましたFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグ、ウィキペディア創始者のジミー・ウェールズ、Google創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、ビルゲイツ、ピーター・ドラッカー、トーマス・エジソン、アンネ・フランク、ヘレン・ケラー、ジョージ・クルーニー、ヒュー・グラント、テイラー・スウィフト、ビヨンセ・ジゼル・ノウルズ、など。

政界も見てみましょう。

オバマ元大統領やクリントン元大統領、ヒラリー・クリントン、ジャクリーン・ケネディ(ジョン・F・ケネディ元大統領夫人)

海外では以前よりモンテッソーリ教育の人気が高く、学べる場所は幼稚園から高校に至るまで幅広くあります。

しかし日本では、基本的には幼稚園や保育園といった幼児教育や保育の中でモンテッソーリ教育を行っています。

小学校以降は、いわゆる「一条校」すなわち公的に学校と認められているモンテッソーリ校はありません。
インターナショナルスクールなどで取り入れているところはありますが、1人通わせるのに年間300万かかるとも言われています。
小学校以降もモンテッソーリ教育を受けさせることはハードルが高いと言えます。

モンテッソーリ教育に興味があるならば、ぜひ幼稚園、保育園の段階で受けさせましょう。
小学校以降は、習い事感覚で通える教室(子供の家など)があるので細々ながら続けることが可能です。

いよいよモンテッソーリ教育を受けさせたいと思い立ったら、一体どこで見つければ良いのでしょうか?

モンテッソーリ教育はどこで受けられるの?

日本には、次のようなモンテッソーリ団体があります。

  • 日本モンテッソーリ協会
  • 国際モンテッソーリ協会
  • 日本モンテッソーリ教育綜合研究所

特にモンテッソーリ教育を行っている園を「認定園」として認める制度はないようです。

ただし、日本モンテッソーリ教育綜合研究所には付属の「子どもの家」幼稚部があります。

東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターには、

  • マリアモンテッソーリ子どもの家
  • 聖アンナこどもの家
  • 聖イリナモンテッソーリスクール

という3つの付属園があります。

それ以外にもカトリック系の幼稚園を中心に、全国各地でモンテッソーリ教育を取り入れた園が多数あります。
多くの場合、幼稚園の入園案内や園のホームページなどで、その園がモンテッソーリ教育を取り入れている園だと知ることになりますが、モンテッソーリ教育を大きく宣伝していなくても、実は園生活の一部でモンテッソーリ教育を取り入れているところもあります。

近所の口コミはもちろん、実際に気になる園には積極的に見学に行って調べてみましょう。

モンテッソーリ教育も園によって内容は違う?

先ほど説明したとおり、モンテッソーリ団体の「付属園」は存在するものの、「認定園」のようなものは日本にはなく(モンテッソーリ教員の認定資格は存在します)、各幼稚園が独自にモンテッソーリ教育を取り入れる形で行われています。

モンテッソーリ教育の取り入れ方は園によって異なります主に基本的生活習慣の習得や、モンテッソーリの教具を使ったお仕事に取り組んだり、縦割り教育などが特徴です。
また、モンテッソーリでは自分で決めて自分で行動することが基本になり、毎日のスケジュールのようなものがない点が、一般的なモンテッソーリ園の特色になります。

ただ、取り入れ方は園によってさまざまであり、モンテッソーリ教育の特色に準じた教育を行う園もあれば、一般的な幼稚園教育の一部に取り入れているという園もあります。

園の見学をして、実際の雰囲気を確認すること。園の方針に共感できることが大事です!

「我が子にモンテッソーリ教育を!」と強い思いを持ってモンテッソーリ園に入園したものの、

「実際はモンテッソーリの教具が他のおもちゃと一緒に置かれているだけで、一般的な幼稚園と同じだった!」
「思っていたような教育ではなかった!」

とがっかりすることがないように、必ず見学や説明会に行ってどのようにモンテッソーリ教育を取り入れているのか確認してみることが重要です。

モンテッソーリ教育に限らず入園前には必ず見学をモンテッソーリ園に入園する際に限った話ではありませんが、入園前には必ず説明会や園見学に参加してみることは園選びにおいてとても重要なことです。
園長先生をはじめ、先生や子どもたちの様子もしっかり観察しましょう。
実は、整理整頓や清掃がていねいに行われているかなども園の姿勢が見え隠れするところです。

実際に園児たちが教具を使った「お仕事」をしている自然な姿などを見学できれば、なお良いですね。

モンテッソーリ教育では子供たちの「自分でできる力」「達成感」を育むために、子供が本来持つ「自主性」「やりたい気持ち」を尊重しています。
先生たちが見守るなかで、子供たちはひとりひとり落ち着いて集中しながら、自由に「仕事」に取り組みます。

  • 子供たちがそれぞれのペースを大事にしてもらえているか?
  • 教室は整然として落ち着いた空間か?
  • 先生方は子供たちそれぞれの特性に合わせて接しているか?
  • 園長先生の話などを聞き、園の方針に共感できるか?

といった点をきちんと見極めることが大事です。

モンテッソーリ教員の認定資格

また、モンテッソーリ教員の認定資格が存在します(日本では、『国際モンテッソーリ協会』の教師資格と『日本モンテッソーリ協会』認定の教員資格の2種類があります)。

  • 園の先生たちがモンテッソーリ教育免許を持っているかどうか

を確認してみるのも良いかもしれません。

もちろん

  • 自分の子供がモンテッソーリ園の雰囲気に馴染めそうかどうか

を、きちんと見極めることも大事です。
親がどれだけ気に入った教育法や園でも、子供に合わなければ元も子もありません。

  • 我が子が伸び伸びと園生活を送ることができそうか

という観点からもぜひチェックしてみましょう。

また、モンテッソーリは自宅でも取り入れることが可能なので、物足りない部分は自宅で補うという考え方もできます。

とは言うものの、モンテッソーリ園に限らず、「理想通りの園」というのはなかなか見つからないものです。
入園してみてがっかりするところも多少あることは覚悟しましょう。

それを念頭に入れつつ、

  • 教師や保育者に見守られて安全に過ごすことができるか
  • 大切な我が子を預けるのにふさわしい園か

といった「母親の直観」も大切にしながら選択していきましょう。

可能性に満ちたモンテッソーリ教育・納得のいく園選びを

グローバル化が進む現代、海外で優秀な人材を次々と送り出してきたモンテッソーリ教育はこれからさらに注目を浴びていくと思います。
モンテッソーリ教育は、決して偏差値やIQの高い人材を輩出するための教育ではなく、子ども自らが気づき学んでいく力を信じ、それらが自然に伸び伸びと育まれていくのを見守る教育とも言えます。

  • 自分はどんな子育てがしたい?
  • 子どもにはどんな環境を与えたい?

まずはこの2点を振り返りながら、納得する園選びをしていきましょう。

モンテッソーリ教育もしっかりと園選びを!

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