勉強・教育

小学生の塾選びで知っておきたい4つのポイント~補習塾? 進学塾?

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近年、小学生の通塾率が増えてきています。
全国の公立小学校6年生の45.8%が塾に通っています。
東京都では、58%の公立小学校の6年生が塾に通っているのです。

東京都全体の公立小学校から国立私立中学校進学率は約20%ですので、中学校受験をするかどうかに関わらず、公立小学校に子供を通わせている親の約半数が「必要」と判断していると言えます。

ここでは小学生が塾に通うメリット・デメリットや塾選びのポイントについて紹介していきます。

小学生 塾選び

塾の種類

塾というと「学習塾」のことを指し、学校とは違って柔軟なカリキュラムで学習をサポートする習い事です。
塾には大きく分けて「補習塾」と「進学塾」の2種類があります。

補習塾の目的

  • 学校の授業でのつまずきを早期に解決する
  • 内申点対策

補習は主に学校の勉強でよくわからなかった部分を克服させたり、学校の成績を上げる目的があります。個別指導塾も主に補習目的のところが多いようです。

進学塾の目的

  • 基本を早く終わらせ応用に取り組む
  • 志望校合格に向けて無駄のない学習方法を提供してもらえる

進学塾は学校より進んだ内容を先取りしたり、学校では扱わないような応用問題に取り組ませて中学校受験に備える目的があります。主に集団授業です。

塾のメリット・デメリット

補習塾に通わせるメリット

苦手分野の克服

授業が難しいと感じるようになる小学校高学年から、塾通いを始めている家庭が多いようです。
高学年の授業は中学に入ってからの基礎となっていることも多く、ここでつまずいてしまうと、中学に入ってからも影響が出てしまうので早いうちに対応していこうというものです。

小学生 塾 苦手分野

自信の形成

学校の成績があがることによって自信につながります。
また、塾によっては、中学校の予習を取り入れているところもあるので、先取りをしていくことによって、自信をつけさせ学習習慣を定着させていくという働きかけもします。
「わかる」「できる」という体験はこどもの自信につながります。

私が一時期家庭教師をしていた、当時小学生の教え子が東京大学に入学しました。
学校の授業の復習を徹底したら学校のテストで100点がとれたので自信が付き、「わからないことがなければいいのだ」と勉強のコツをつかみ、東京大学に合格したのです。
「自分にもできる」「やればできる」という経験は人生においても大変活きてきます。

進学塾に通わせるメリット

志望校に合った無駄のない対策

中学校によっては、癖のある試験問題を出してきます。応用問題を時間内に解く訓練は家庭ではなかなかできません。
小学校受験の記事でもお伝えしたように、学校見学や説明会には小学校低学年のうちから参加して、志望校を早めに絞ることで、その学校を得意としている塾や必要な勉強量などを見極めていくことができます。

進学塾は豊富な経験から必要な力を身につけるノウハウを持っています。
小学校3年生や4年生からある程度的を絞ってスタートすることが理想のようです。

能力開発につながる?

中学校受験の試験には大人でも頭を悩ませるような問題が多く出ます。
大学受験のような難しさとは違い、柔軟な思考・粘り強さ・ひらめきなどが必要とされます。

中学校受験では「考え抜く力」「やりきる力」が必要とされ、しかも制限時間内にやり抜くことを求められます。
中学校受験という壁を通して、まだまだ脳が柔軟な時期にめいいっぱい頭を使う訓練を積めるのです。

小学生 塾選び 進学塾

また、最近は公立の中高一貫校も増加し人気がありますが、こちらの「適性テスト」でも

  • 資料を読み取る力
  • それをもとに考えを深める論理的な思考力
  • 考えたことを的確に伝える表現能力

などを必要とされます。
これらを鍛えることも、小学生の柔軟な脳を伸ばすことに役立つでしょう。

塾のデメリット

ストレスがたまる

無理やり通わせても子どもがストレスを抱え、問題行動につながることもあります。
通塾をおしつけることなく、まずは子どもと必要性や目的などを話し合って、お互いに納得した上で通塾するという答えを出すようにしていきましょう。

お金がかかる

高学年の塾費用、月額平均は1万8472円で、年間だと約22万円となります。
中学校受験をするのであれば、これに夏期講習や直前講習などが入ってきます。

通塾時間や睡眠時間

通いたい塾が近くにない場合は、車で20分、自転車で15分など時間をかけて通うことになります。
家庭学習や家庭教師であればこの時間は必要ありません。

小学生 塾 自転車

また、帰るのが遅くなったり宿題などで睡眠時間が少なくなる、というようなことはできる限り避けなくてはいけません。

塾選び 4つのポイント

通塾を決めたら次に気になるのが、「どのような塾を選べばいいのか」というところ。
塾選びのポイントについて見ていきましょう。

  • 通いやすさ
  • 評判や相性
  • 講師
  • 子どものレベルに合っている

通いやすさ

塾通いは週に1回ほどの習い事とは異なり、週に2~3日の通塾が平均となるなど、これまでの習い事と比べて密に通うことが予想されます。
その為、塾選びのポイントの1つ目は、通塾に負担がないように自宅から近いことが挙げられます。

評判や相性

また、せっかく通塾するのですから、効果が得られないといけません。
これらのことから、講師が熱心であったり、進学の為の力がつく、中学受験の情報が得られるといったことも塾選びのポイントとなってきます。
体験に行くなど通う前の情報収集はこまめに行いましょう。

講師

学生のアルバイト講師は突然辞めてしまうこともあります。
せっかく子供が慣れてきたのにまた違う先生…ということのないように、長年専属でいるような講師がベターと言えます。

しかし学生は子供と年齢が近く、親のような年齢の講師より子供がとっつきやすいということもあります。
子供の性格などを踏まえて、どのような講師が良いかも考えていきましょう。

子どものレベルに合っている

子供が塾嫌いにならないようにするためには、子供のレベルに合ったところからスタートするのがとても大切です。
中学校受験を目指すからと言って、学校の授業についていけていない状態の子供を進学塾に通わせても、苦手意識が強まって勉強自体をしなくなってしまうかもしれません。

小学生 塾選び ポイント

「入試まで時間がないので進学塾に入れないと間に合わない」というような場合でも、

  • 補習塾で苦手な項目を補いながら進学塾に通う
  • 進学塾の補習を受講する
  • 並行して家庭教師もつける

など、子供がわからないことだらけにならないように配慮してあげましょう。

まとめ

子どもの意見も聞きながら、通塾の必要はあるのか、通塾するなら何を目的として通うのかを明確にして、目的にあった塾を選ぶようにしていきましょう。

そして、子供には自信のつく成功体験がとても重要です。
誰かと比べてではなく、「過去の自分よりできるようになったこと」や「結果へのプロセス」を認めるようにして、子供の自信を高めていってあげましょう。

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